磐上教会

5月 17日 聖書ショートメッセージ

聖書メッセージ ▼ ヨハネによる福音書 7章 32 − 39 節 ▼

 

前半( 32−36節 )と後半( 37−39節 )に分かれていて両方でイエスが話されます。
前半はイエスが
「 今しばらく、わたしはあなたたちと共にいる 」
「 それから、自分をお遣わしになった方のもとへ帰る 」( 33−34節 )
と言ったことが十字架への歩みと死、復活して父なる神のもとへ上げられることを指すのを
ユダヤの祭司長やファリサイ派は理解できず、関係ないことをつぶやきます( 35節 )。
イエスを神の御子と分からずイエスの言葉を少しも受け容れないのです( 36節 )。

 

ユダヤ教指導者たちの無理解は、神を求めない人間の姿を浮き彫りにします。
彼らは形式や表面では宗教の権威を帯びていても神がイエスをこの世に遣わした目的に思い至りませんでした。

 

後半はこれと反対に、仮庵祭の最終日でイエスが、
ご自分を信じる者ならば誰でも必ず理解することを語られます。
37−38節は原文通り訳すと
「 渇く者は誰でも来るがよい。飲むがよい、信じる者よ。 」
というリズム感ある御言葉です。

 

イエスが与える 救い は、生命を保つために必要な水のようにその人を生かします。

 

神がイエスを遣わした目的は、
この世で救いを渇き求めるすべての人が、
イエスの死と復活を通して示された 神の栄光を受けて生きる ようになることです。
霊的に救われて、自分の内にある 生きた水( 38節 ) が後の世代に続く となる信仰人生を歩みます。