磐上教会

5月 17日 聖書ショートメッセージ

聖書メッセージ  ▼ テモテへの手紙 一 2章 1−7節 ▼

 

今日の聖書個所は、読者に、祈ることを勧めています。
1節の「 願いと祈りと執り成しと感謝 」は、祈るとはどんな行為であるかをより具体化したものです。

 

ところで、祈るときに「 私は弱くて何もできない。祈ることしかできない。 」というふうに思っていることがないでしょうか。
実際には、私たちは何もできないどころか多くのことを行なって生活していますが、時として、
しなくても良いことや、するべきではないことをやってしまいます。
たとえば、誰かについて腹を立てることです。
怒りが良いものを生みだすことは少ないにもかかわらず、怒りという不必要なことをするために生活の多くの時間を割いていることがあります。

 

2節で「 常に信心と品位を 」保っているべきだと勧めています。
この二つはほぼ同義で、品位と訳された言葉の原意は、神への畏敬をもつということです。

 

神を第一とすることが人生の本来の目的です。
それは「 真理を知る 」( 4節 )ことを一番大事にすることです。

 

神は唯一ですべての人に対して神です。
真理を知るとは、神のまなざしを通して状況を見ることを学ぶことです。

 

私たちは、傷ついたり怒りに囚われたりすることがあっても、
私たちが人生の目的である真理を知るために「 すべての人の贖いとして御自身を献げ 」た「 神と人との間の仲介者 」キリストによって( 5,6節 )
誰かの益となることを祈るように導かれます。